復旧には十数億円か…匠も手こずる熊本城「修復」の難題

公開日:  更新日:

 加藤清正公が築いた名城を拝めるのはしばらく先になりそうだ。14日夜の熊本地震だけでも6カ所の石垣や天守閣の瓦などが崩れた熊本城。復旧のメドは立たないという。

「広範囲に石垣や瓦が崩れ、営業開始にはしばらく時間がかかります。熊本城は国の重要文化財でもあり、改修するのにも文化庁の調査が必要になる。崩れた一部を直すのか、それとも一から全面的に修復するのか。財源の問題を考えながら検討しています」(熊本城総合事務所)

 熊本城は築城400年に際して、大規模改修を行っている。工事期間は10年にも及んだ。事業費89億円。延べ5万人の工事関係者が携わったという。城の建設に詳しい建築アナリストの森山高至氏は言う。

「石垣を積むにも城ごとに流派があり、熊本城は難しい部類に入ります。ただでさえ、石垣積み職人は数が少なくなり、人間国宝状態。工事には時間がかかる。修復は崩れた部分の石垣だけでなく、他の部分の地盤状況などの調査や改修も必要になります。修復費用は城郭全体での修復部分も含めて考えれば、十数億円はかかると思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安藤サクラに朝ドラ奪われ…満島ひかり“超ワガママ”の裏側

  2. 2

    FA丸は残留が本音か “契約年数”上積みなら広島に勝機あり

  3. 3

    実はボンボン 桜田大臣“大工あがりの叩き上げ”は経歴詐称

  4. 4

    交渉前に「お断り」…FA浅村に蹴飛ばされたオリの自業自得

  5. 5

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  6. 6

    ロッテに対抗し青天井 巨人がFA丸に5年35億~40億円の狂気

  7. 7

    原巨人ため息…“陰のMVP”天敵フランスアは広島であと5年

  8. 8

    6億円&原監督のメッセージ…巨人「FA炭谷取り」真の狙い

  9. 9

    日ハム残留希望も…レアードを巨人・楽天・ソフトBが狙う

  10. 10

    FA浅村の楽天入り決定 ソフトBは“赤っ恥”で来季へ遺恨残す

もっと見る