50万人が監視対象 リオ五輪“ローンウルフ型テロ”防げるか

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 イスラム国にリオ五輪開催期間中のテロ攻撃を予告され、ブラジル政府は軍や警察を総動員。8万5000人態勢で警戒警備に当たるとともに、米国の情報機関などと連携を図っている。ネット上でポルトガル語を駆使し、テロを呼びかけるISに賛同して、実際に行動を起こすローンウルフ(一匹おおかみ)型のテロを防ぐためだ。約50万人が監視対象になっているというから凄まじい。“テロ予備軍”には、反政府系の市民団体やデモ参加者なども含まれているようだが、果たして、“最悪の事態”を未然に防ぐことができるのか。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。

「テロの警備に当たっているブラジル当局の警備要員は、ロンドン五輪の時の2倍に相当します。それでも、ローンウルフ型のテロを未然に防ぐことは不可能でしょう。単純計算で、隊員1人が5人以上監視していることになりますが、マンツーマンでも24時間態勢で監視を続けるのは至難の業。7月下旬、フランス北部で発生した教会の襲撃事件を振り返れば一目瞭然でしょう。犯人のうちのひとりはISの戦闘に加わる恐れがあり、仏情報当局から電子監視装置の着用を義務付けられていた。それなのに、テロは防げませんでした」

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