小池知事に強力援軍 IOC会長が施設見直し「柔軟に対応」

公開日: 更新日:

 2020東京五輪の運営をめぐり、小池百合子東京都知事と森喜朗大会組織委員会会長の主導権争いが“激化”しているが、ここにきて小池氏側に強力な援軍が現れた。

 小池都知事の肝いりで発足した都の五輪調査チームが先週、「このままでは五輪総経費は3兆円を超える」「都が整備する3施設を大幅に見直すべきだ」と提言したことに、森会長は「IOCの理事会、総会で決まったことをひっくり返すのは極めて難しい」と反論。IOCのコーツ副会長も「大会の価値を傷つける」と懸念を表明していた。

 小池都知事は「都民に負の遺産を押し付けるわけにはいかない」と“徹底抗戦”の構えだが、ここにきてIOCのトップ、バッハ会長が、会場建設計画の見直しに一定の理解を示した。

 IOC本部があるパリでマスコミの取材に応じたバッハ会長は、「東京での建設費高騰には多くの理由がある」「(東日本大震災の)被災地復興の意味もある」などと発言し、すでに決定している競技会場の見直しや、東京以外の会場での競技開催に柔軟に対応する方針を明らかにした。

 これで一気に形勢逆転だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小池氏圧勝に赤信号 都知事選にイケメン対抗馬で無風一変

  2. 2

    吉村府知事が“袋叩き”に…大村知事リコール賛同の見当違い

  3. 3

    あとで困る?故人の銀行口座から貯金を引き出す際の注意点

  4. 4

    「ドクターX」制作未定 “ポスト米倉”は内藤剛志&金田明夫

  5. 5

    米倉涼子の大誤算…テレビ出演オファーはゼロで舞台に活路

  6. 6

    検察悩ます黒川氏賭けマージャン告発 不起訴なら非難囂々

  7. 7

    これぞ波瑠の神秘性?主演ドラマに不満アリも心はガッチリ

  8. 8

    解散・総選挙を打つ力もない安倍総理は早々に見限られる

  9. 9

    派遣社員の雇い止めに続き 12月には正社員の解雇が本格化

  10. 10

    ぺこぱで話題“ノリツッコまない”漫才の元祖はダウンタウン

もっと見る