• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

既存ダムの有効利用こそが日本の地形に合ったエコである

 地球温暖化対策の国際的枠組みとなる「パリ協定」が4日、発効した。日本では、TPPをめぐる国会攻防の余波で予定していた承認案の採決が見送られ、政府与党は8日の本会議での採決を目指している。

 だが、日本の本気度は疑わしい。石炭火力発電所の新増設計画が40基以上に及び、CO2排出量は今より2、3%増える。原発の埋め合わせを自然エネルギーに頼るより、化石燃料に求めるからだ。

 ところで山を歩けば、半ば土砂に埋まったダム、水が半分も入っていないダムを目にする。ダムは過去のものなのか、漠然と印象づけられていたが、どっこいそうではなかった。ダムこそ日本の地形と気象を生かせる究極のエネルギー資源なのだ。

 このことを竹村公太郎著「水力発電が日本を救う」(東洋経済新報社)に教えられた。しかもダムをわざわざ新増設する必要はない。今あるダムを有効活用することで2200億キロワット時以上の発電量になり、日本全体の電力需要の30%以上を賄えると試算している(今、水力発電は8・4%を賄うだけ。理論値では、70%も可能)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  2. 2

    森達也氏が危惧 オウム以降の日本社会は「集団化」が加速

  3. 3

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  4. 4

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  5. 5

    翁長氏が後継指名 玉城氏出馬でどうなる沖縄知事選の行方

  6. 6

    元大リーガー・マック鈴木さん 酒豪ゆえに付いたアダ名は

  7. 7

    黄金世代が上位独占も…評論家が女子ツアーの現状憂うワケ

  8. 8

    地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

  9. 9

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  10. 10

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

もっと見る