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豊洲の地下水調査 不適切なのは本当に「9回目の手順」か

 豊洲市場の“疑惑”の地下水モニタリング調査について、4日、都議会の特別委員会が業者を参考人招致した。そこで明らかになったのが、201カ所中72カ所から有害物質が検出され、環境基準の79倍ものベンゼンと猛毒のシアンまで出た9回目と、基準を下回った1~7回目や有害物質検出がわずか3カ所だった8回目との、調査手順の違いだ。報道などでは「9回目の手順が不適切」という話になっているが、本当にそうなのか。

 調査手順の違いとはこうだ。水質調査は環境省のガイドラインに基づいて行われ、異物が混じらないよう観測井戸にたまった水を取り除く「パージ」という作業後、新たにたまった水を採る。1~8回目の採水は、パージの翌日か翌々日だったが、9回目は当日、20~30分後のスピード採水だった。水質調査とは別に地下空間の水を排出する作業を行っていたことから、都側が採水をせかしたためという。

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