中身スカスカ言い逃れ 石原氏“恥知らず会見”の致命傷

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 会場の記者たちも「ここまで無責任とは」とあきれていた。石原慎太郎元都知事(84)が3日、豊洲移転問題について初めて記者会見を開いたが、「覚えていない」「専門家じゃない」「部下に任せていた」の繰り返し。都のトップとして移転を最終決断した責任をタナに上げ、担当部局の職員や専門家、都議会になすり付ける。約1時間の会見を要約すると、「みんなで決めたことで、オレだけが悪いんじゃない」。「逃げるのが一番嫌」なはずの老人が中身スカスカの「言い逃れ」に終始した。

 なかでも驚いたのが、豊洲市場の用地売買契約時に売り主の東京ガスに「今後、土壌対策費用を求めない」と瑕疵担保責任の放棄を盛り込んだことまで「記憶にないし、報告も受けていない」と言い張ったことだ。

 2011年3月31日付で東京ガスの瑕疵担保責任を放棄した協定書には、石原氏の「知事印」がしっかり押されているが、本人は「私が押したんじゃない」と断言。「瑕疵担保責任が放棄されていたことは東京都側から昨年、質問を受けたことで初めて知った」と言ってのけた。

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