貸しをつくっておけばいずれ…“儲かる銘柄”だった細野豪志
政治家は儲かる商売か。政治資金規正法や各種法令、ルールをまじめに守るタイプでは儲かるまい。カネにすぐ手を出して貪欲、利益誘導に弱く、利権を握れるポストに居座るような人間でないと、まずカネは残せまい。
よって共産党や社民党の代議士、政治家はカネに縁がない。では、元希望の党憲法調査会長・細野豪志衆院議員はどうか。細野氏はカネを掴みそうだ。原則なしの融通無碍。彼に貸しをつくっておけば、いずれ2倍、3倍にして返してくれそうではないか。
たとえ返さなくても、利権や物件、ポストなどを世話してくれ、十分元は取れそうと、ソーシャルレンディング(SL)会社「maneoマーケット」は考えたはずだ。
簡単にいえば、細野氏は儲かりそうな優良投資物件だった。担保や抵当、借用書を取らなくても、返済計画や利率、返済期間などを決めなくとも、戻りはバッチリ。儲かりそうと期待できるから、去年10月、細野氏に5000万円を提供したのだろう。