ゆうちょ銀が貯金限度額倍増のKY 地銀倒産ラッシュの予感

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 地銀の苦境が全く見えていないのか――。安倍政権がゆうちょ銀行の預入限度額を、現行1300万円から2600万円へと倍増する方針を固めた。マイナス金利による収益力低下に加え、資本シフトが危惧される地方銀行は真っ青だ。

 ゆうちょ銀の預入限度額は、これまで通常貯金と定期性貯金を合わせて1300万円だったが、今回は通常貯金と定期性貯金に分け、それぞれの上限を1300万円とする。合計は従来の2倍の2600万円。限度額は2016年4月にも、1000万円から1300万円へ25年ぶりに引き上げたばかりだ。

 全国にネットワークを持つゆうちょ銀と地方で競合する地銀の業績は、16年に日銀がマイナス金利政策に踏み切って以降、悪化の一途だ。経営苦にあえいだ結果、今年はスルガ銀行と東日本銀行で不正融資が表面化した。さらに、金融庁が9月、18年3月期決算を基に発表した地銀の本業利益によると、全国106行のうち、ほぼ半数の52行は2期以上の連続赤字。このうち23行が5期以上の連続赤字という異常事態に陥っている。

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