井上久男
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井上久男ジャーナリスト

1964年生まれ。九州大卒業後、大手電機メーカーを経て92年に朝日新聞社入社。支局勤務を経て95年から経済部記者としてトヨタ自動車や日産自動車、パナソニックなどを担当。04年朝日新聞を退社しフリーに。文藝春秋、東洋経済新報社、ダイヤモンド社など数多く媒体で記事を執筆している。

“ゴーンマジック”成功も…04年の絶頂期から変節し独裁者へ

公開日: 更新日:

 日産自動車では、東京大卒の「都会のエリート」が多く入社し、お互いに責任をなすり付け合う官僚的企業文化が醸成された。その影響もあり、倒産寸前に陥っても抜本的な改革が先送りされた。1999年、そこに筆頭株主となった仏ルノーから送り込まれたカルロス・ゴーン氏が大ナタを振るった。

 ゴーン氏はまず、「財務コスト」「車種削減」などのテーマごとに9つの「クロスファンクショナル(機能横断)チーム」を設置。各チームには関係する複数の部門から人材を集め、全体最適になる対策を導き出すように指示した。クルマが売れなくて利益が出ない主な理由を、部門間が責任を押し付け合っていることにあると見抜いたのである。そして、「パイロット」と呼ばれたチームリーダーには40代の課長クラスを抜擢し、自分に進捗を直接報告させた。そのチームで、日産復活の代名詞ともなる「リバイバルプラン」(2000~01年度)を練らせた。

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