東京スター銀行 佐藤誠治頭取<1>新聞記者志望の青年時代

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 日本で初めて預金連動型住宅ローンを手掛けるなど、斬新な戦略で注目される東京スター銀行。地方銀行のひとつだが、「地銀の枠を超えた銀行」と評される。このユニークな銀行を率いるのが、三井住友銀行の常務執行役員などを経て、2016年に副頭取として入行した佐藤誠治氏だ。翌年には頭取に就任した。

 生まれ育ったのは瀬戸内海に浮かぶ粟島(香川県三豊市)。村上水軍と並び称される塩飽水軍が活躍した塩飽諸島のひとつで、周囲16キロほどの小さな島だ。

「父はもともと、外国航路の船乗りだったんです。その後、国立海員学校に教員として就職。粟島海員学校に赴任したあとは宮古に行って、最後は沖縄の海員学校で校長に就いて退官しました」

 粟島の小学校は1学年1クラスで生徒は25人ほど。クラス替えもなく、中学を卒業するまで級友の顔ぶれはずっと一緒だった。成績は小学校の時はクラスで2番。女子にできる子がいて、その後塵を拝していたが、中学では抜き返してトップになった。

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