有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

メード・イン・ジャパン神話崩壊<下>三菱マテリアル

公開日: 更新日:

 東京簡易裁判所は2019年2月、三菱マテリアルグループの製品データ改ざん事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪に問われた法人と個人に判決を言い渡した。

 三菱電線工業に罰金3000万円。村田博昭前社長に罰金200万円。同じく子会社のダイヤメットに同5000万円。安竹睦実前社長に同200万円。三菱アルミニウムは同3000万円だった。

 非鉄金属大手の三菱マテリアルの竹内章社長は17年11月24日、記者会見を開き、子会社が17年2月に製品データの改ざんを把握しながら、10月下旬まで問題の製品の出荷を続けていたとして陳謝した。

 データの不正は神戸製鋼所と同じ構図だが、少なくとも神鋼は経営陣が把握した段階で、当該製品の出荷は停止した。三菱マテは経営陣が不具合を知りながら出荷を続けていた。

 コーポレートガバナンス(企業統治)の面で、神鋼より悪質と批判された。神鋼が大騒ぎにならなければ、公表するつもりはなかったということだろう。

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