衣笠祥雄さんの背中に見たプロ魂 だからボクも「今なら絶対許されないこと」を医者に頼んだ
長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第20回=2008年)を再公開
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。
当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。
今回も前回から引き続き故・衣笠祥雄氏について語られた、長嶋清幸氏による「ツッパリ野球人生」(第20回=2008年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。
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死球で指を骨折しても、肋骨にヒビが入っても、衣笠(祥雄)さんは試合を休む気などこれっぽっちもありません。87年に引退するまで2215試合連続出場の世界記録を作った鉄人ですが、記録のために試合に出続けていたわけではないことは誰もが知っています。古葉監督も、戦力にならない選手を試合に使う人ではありません。
今ならX線検査の結果、即選手登録抹消。「全治1カ月」と診断されそうな大ケガでも、衣笠さんは決して痛い顔を見せずに全力でプレーします。


















