立岩陽一郎
著者のコラム一覧
立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。

来る参院選 女性議員選出で国政における女性比率の向上を

公開日: 更新日:

 参議院選挙が公示された。どのような立場であれ、まずは投票という有権者の権利を行使したい。一方で、投票するだけでは十分でない気もする。やはりこの機会に、参議院とは何かを考えたい。国会議員の大幅な削減につながることから参議院不要論が国会で本格的に議論されることはないが、国会の外では二院制への疑問を耳にする機会は多い。

 憲法には衆議院の優越が明記されている。では、参議院の役割とは何か?再考の府ともいう。では、ブレーキなのか? しかし、ブレーキはかけるが、バックさせることもターンさせることもできないという現状で良いのかという疑問は残る。

 私はNHK記者時代に、国会と会計検査院を担当したことがあった。その時、参議院は1つの大きな判断を示している。それは、参議院の決算監視機能の強化だ。「予算の衆院、決算の参院」ということで衆議院との差別化を図るというものだった。それは、単なるポーズではなく、実際に、会計検査院も動かしている。会計検査院に対する国会要請に基づく特別検査の実施だ。それまで会計検査院は全ての検査が定期的な国の予算の執行の審査で終わっていた。それを年末に政府に提出して終わりだ。それを、国会の要請に基づいた問題追及型の検査を行えるように仕組みを変えた。これは米会計検査院(GAO)が議会に属している点を参考にしたもので、結果、従来の会計検査院の検査とは異なるインパクトの大きな検査がいくつか実施されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    マリエ枕営業騒動 大物女優が明かした“情を通じた配役”の実態

  2. 2

    小泉孝太郎が“特捜部が捜査”企業CMをひっそり降板していた

  3. 3

    近藤春菜がレギュラー“ゼロ” 仕事激減に「2つの大誤算」が

  4. 4

    眞子さまを早く結婚させてしまいたい官邸と宮内庁の本音

  5. 5

    眞子さまは小室家に嫁いで大丈夫?「育ち」を見極める言動

  6. 6

    大谷翔平に追われたプホルスにレイズ筒香が追い出される日

  7. 7

    婚約内定会見から3年8カ月の眞子さまは…約束後45%が破棄

  8. 8

    宣言拡大延長なのに規制緩和の支離滅裂…スガ不況へ一直線

  9. 9

    自民党はまるで「粗忽長屋」死に絶えてしまった政府の知性

  10. 10

    「五輪中止を」署名25万筆超!政府無視なら次はスポンサー

もっと見る