相澤冬樹
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相澤冬樹大阪日々新聞・元NHK記者

大阪日日新聞(新日本海新聞社)論説委員・記者。1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを経て現職。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

口封じの国策捜査で実刑に…森友事件の真相は解明されず

公開日: 更新日:

 籠池夫妻の法廷闘争は1審判決を迎えても、ただでは済まない。赤の“勝負ネクタイ”を締めて大阪地裁に現れた籠池泰典前理事長。妻の諄子さんも負けじと鮮やかなオレンジのコート姿で報道陣に検察の不当さを訴えた。

 公判は冒頭、弁護側の申し立てで判決前に弁論が再開された。これ自体異例だが、途中で諄子さんが弁護士にしきりに何かを訴え涙ぐんでいる。意見が通らず感情が高ぶったのだという。そこで裁判長が休憩を宣言する珍しい事態に。20分ほどで再開した時は落ち着きを取り戻していた。

 1審判決は、籠池泰典前理事長が懲役5年の実刑、諄子さんが執行猶予の付いた懲役3年。しかし、この裁判で何が解明されたのだろう?

 裁判をずっと傍聴してきて私が感じたのは「とにかく何が何でも夫妻を有罪にしたい。特に前理事長を実刑にしたい」という検察の強い意向だ。判決はまさにその通りになった。

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