立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

ボルトン本が暴露 安倍総理は“くそ野郎の仲間”であること

公開日: 更新日:

「彼はくそ野郎だ」

 2018年の米朝会談の最中に、ポンペオ国務長官がボルトン氏に渡したメモにそう書いてあった。この「彼」とは、金正恩委員長ではない。トランプ大統領のことだ。話題になっている元側近、ジョン・ボルトン氏の著書に書かれたエピソードのひとつだ。ニューヨーク・タイムズ紙が掲載した本の概要で紹介されている。記事によると、ポンペオ長官はその1カ月後に、大統領の北朝鮮外交を否定し、「成功の可能性はゼロだ」と語ったという。

 ポンペオ長官はCIA長官に抜擢されて以降の、大統領の忠臣だ。本では、こうした忠臣が陰では大統領をあざ笑っている様子が描かれているという。しかし、どのエピソードも驚きはない。側近の心が既に離れていることは多くの報道で明らかになっていることだ。米朝会談が何の成果も生まないことはトランプ大統領の発言を注視していれば簡単に推測できたこと。日本のメディアは、この本について、在日米軍の駐留経費負担の増額を日本に求めた内容を大きく取り上げているが、これは既に平昌オリンピックの時に来日したペンス副大統領から安倍総理らに伝えている話だ。当時、ワシントン・ポスト紙が報じている。

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