【石川】県知事選の保守3分裂は影響せず 自民・岡田直樹の4選は堅い
石川(改選数1)
○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。
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【石川】
○○岡田 直樹60 自現
小山田経子44 立新
西村 祐士67 共新
山田 信一51 N新
今年3月の県知事選で自民系3人が出馬。保守王国に亀裂が生じた。
地元出身で東大卒の岡田は、妻が森喜朗元首相の姪。安倍、菅内閣で内閣官房副長官を務めた。
「知事選は僅差で元衆院議員の馳(浩)が当選したものの、県議の多くが元参院議員の山田(修路)に付いた。馳や岡田が連なる『森-安倍』の清和会ラインに不満を抱く自民党関係者は少なくない」(県政関係者)
ところが直後の4月、自民は参院補選で立憲にトリプルスコアで圧勝。結局、国政選挙になると県知事選での保守分裂の影響は小さく、4選を目指す岡田は余裕の構えだ。