再選絶望バイデン大統領のあり得ない「ボケ語録」量産…米司法当局が事実上の認知症認定

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 世界最強の米国の大統領選レースが本格化しているが、どう転んでも行く末は危うい。新旧大統領による機密文書持ち出し事件をめぐり、特別検察官がバイデン大統領認知症と事実上認定。激怒したバイデンは緊急会見で反論を試みるも墓穴を掘り、それを裏付けた。ライバルのトランプ前大統領は高笑いだが、末恐ろしいことこの上ない。

 バイデンの私邸などで機密文書が見つかった事件を捜査したハー特別検察官は8日(現地時間)、「記憶力が著しく限られている」としてバイデン訴追を見送ったと発表。訴追しても陪審員が「記憶力の悪い老人」とみなして有罪にしないと判断したという。現職大統領に対し、認知症に加えて責任能力に疑義を示す衝撃の直球だ。報告書によると、バイデンは昨年10月8日と9日に行われた検察の聴取で「私が副大統領を終えたのはいつだったか」などと言い、15年に鬼籍入りした長男のボー氏がいつ死去したか思い出せなかったという。

 特別検察官の報告にブチ切れたバイデンは8日夜に会見。「息子がいつ亡くなったかを思い出させてもらう必要はない」と猛反論し、イスラム組織ハマスがイスラエルを急襲した直後で「国際危機への対処で頭がいっぱいだった」と釈明したが、うのみにはできない。会見中にエジプトのシシ大統領を「メキシコ大統領」と言い間違え、世界の不信を確信に変えた。なんせ、言い損じは今週だけでも3回目。ドイツのメルケル前首相をコール元首相と言い、フランスのマクロン大統領を「ドイツのミッテラン大統領」と言い間違えた。

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