著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

オガジュン、焦りすぎよ。どっしりと構え、自分らの政策を訴えるべき

公開日: 更新日:

自民党さんと国民(民主)党さんとの協議がだいたい15分前後だったとお聞きしておりますが、私どもは18分、非常にわきあいあいと楽しく』(小川淳也・衆議院議員・立憲民主党幹事長)

 この発言は11月1日のもの(TBS NEWS DIGより)。なにについてオガジュンが記者にそう述べているかというと、今後の国会運営をめぐって、大勝した国民民主党への与野党のアプローチについて。

 前日、10月31日は、国民民主党は自民党と幹事長会談をしていたんだわさ。そして、翌日の11月1日は、国民民主党は立憲民主党と幹事長会談をした。そのことについてどうであったか記者に訊ねられ、オガジュンは冒頭のようにいったわけ。

 与党が過半数割れをしたことで、大勝した国民民主を与野党とも仲間にしたいわけである。国民民主党は政策ごとにそれぞれの案を協議していく、とはじめっから答えておる。オガジュン、焦りすぎよ。

 まぁ、このことについて、自民に鉄槌を下したいといって選挙に勝ったのに国民民主党は嘘つきだ、と野党応援団の一部は、玉木代表らを口汚く攻撃しておる。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  2. 2

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 3

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 4

    高市早苗氏推しの旧安部派幹部は“復権”に虎視眈々…裏金事件再炎上も被害者気取りのおそるべし厚顔無恥

  5. 5

    自民党のグダグダ総裁選に国民は完全ソッポ…アンチさえいないお寒い街頭演説に凋落ぶりあらわ

  1. 6

    高市早苗氏の本性むき出し総裁選に“応援団”も大暴走!「投票しないと政治家じゃない」の恫喝電話の異常事態

  2. 7

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  3. 8

    小泉進次郎が総理・総裁なら「岸田外相」カムバック説…意外と本人はニンマリ

  4. 9

    熊本市長が「核武装は安上がり」に反論「当選した参政党議員は議事録が残る国会の場で議論すべき」

  5. 10

    進次郎氏はコメ政策そっちのけで総裁選に全集中…“農相サボタージュ”に地元からも悲鳴

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?