米トランプ大統領からスリ寄り、公約の追加関税も事実上の棚上げ…中国・習近平とのホントの関係は?

公開日: 更新日:

 トランプがプーチンから首根っこを押さえられているのは周知だが、習近平との関係も怪しさがぷんぷんする。

「初当選した大統領選に介入したのはロシアにとどまらない。同様に『ヒラリー・クリントン大統領』の誕生を望んでいなかった中国もトランプ氏を支援した。トランプ氏が誇る史上初の米朝首脳会談をめぐっても、当時最も北朝鮮に影響力があった中国が仲介し、お膳立てをしたのは紛れもない事実。北京をはじめとする都市部の不動産開発をめぐる便宜や、金銭面でのサポートも疑われている」(米中外交事情通)

 不動産王と呼ばれるトランプは成功した実業家との触れ込みだが、過去に4度も破産申請。金回りの良さはマユツバだ。

「トランプ氏はランニングコストのほか、とてつもない損害賠償を抱えています。約30年前に強姦されたと女性作家が訴えた民事訴訟で敗訴。ニューヨークの連邦高裁に500万ドルの支払いを命じられ、控訴は棄却された。これとは別に名誉毀損で8330万ドルの賠償を命じられ、控訴している。刑事事件のようには逃げ切れない。中国ビジネスに前のめりなマスク氏もうまく利用し、商売の布石を打っている可能性はある」(春名幹男氏)

 大国が私欲むき出しで一陣営に固まったら、世界は一変してしまう。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  2. 2

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 3

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  4. 4

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    「おこめ券」に続き“やってる感”丸出し…鈴木農相がひっそり進めるもう一つの肝いり政策

  3. 8

    維新が手にする血税は33億円…定数削減へチンピラまがいの圧力、税金原資にキャバクラ&ショーパブ代支出の疑い

  4. 9

    レーダー照射で日中対立激化…習近平指導部による「高市威圧」次のシグナル

  5. 10

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」