著者のコラム一覧
選挙ウォッチャーちだい選挙ウォッチャー

全国の選挙現場を取材、「note」などで報道。「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」を上梓。N国党から名誉毀損で提訴されたが、2024年11月に1審勝訴。

“選挙のプロ”立花孝志まさかの凡ミス赤っ恥…第一声「神戸→船橋」急きょ変更のお粗末

公開日: 更新日:

 ドタバタの第一声には約200人の支持者やヤジ馬が集まり、N国党の斉藤健一郎参院議員が前座でマイクを握った。立花が現れると、いわゆるN国信者は拍手喝采でお出迎え。そうした中、「ひとごろし」と書かれたプラカードを持った男性が現れ、立花が反応。近くに呼び寄せ、語気を荒らげるシーンもあったが、懸念されたほど大きなトラブルには至らなかった。

■「増山さんを参院選に」

 立花はこの選挙に出馬した理由を「今度の参院選で増山誠さんにN国党から立候補してもらうため」「政見放送でも増山さんに呼びかける」などと説明。千葉県政とはまったく関係がない。聴衆から「千葉のためには何をしてくれるの?」と質問されると、「何もしない」とキッパリ。それでも「熊谷知事よりも自分の方が能力が高い」と豪語し、「立花知事」が誕生すれば今より確実に稼げる千葉になると言い放った。

 なお、立花は10億円以上の借金が返済不能に陥っている上、供託金300万円は信者からの「借金」で賄っている。法定得票数をクリアして供託金が戻ってくるとは思えない。税金滞納もバレている。この選挙でも大赤字になるのは火を見るより明らか。どこをどうすれば現職より有能だと言い切れるのか。(敬称略)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか