憲法記念日に自民・西田昌司議員がトンデモ発言…歴史の書き換えをしてるのはどっちだ!
もちろんそういった意味の書き込みはないと、ひめゆり平和祈念資料館の普天間館長は憤った。「沖縄戦体験者の思いを踏みにじる発言だ」と怒る。
日本軍がやって来て女学生を招集し看護の仕事に当たらせた。麻酔なしで負傷兵の手足を切断するのを手伝い、その処理をさせられた。敗戦濃厚になると、戦地の真っただ中で解散命令が出て行き場を失い、多くは自決した。その後の米軍は意外にも優しかった。日本軍のほうが怖かった。これが沖縄県民の肌感覚であろう。
その声を展示したら、西田氏は「歴史の書き換え」だと主張する。
「沖縄の場合には、地上戦の解釈を含めて、かなりむちゃくちゃな教育のされ方をしてますよね。そのことも含めて、もう一度、われわれが自身の頭で考え、ものを見て、流されている情報が何が正しいのかということを自分たちで取捨選択して、自分たちが納得できる歴史を作らないとできないと思います。それをやらないと、日本は独立できないですよ」
いや、あんたがむちゃくちゃだ。ていうか「流されている情報」を「自分たちで取捨選択して、自分たちが納得できる歴史を作らないとできない」と、はっきり言っちゃってるじゃないか。そっちこそが歴史修正主義者だろう。