自民・西田昌司議員「ひめゆりの塔」巡る暴言が飛び出した「憲法シンポジウム」主催者たちの正体
「安倍晋三先生顕彰祭」と副題が
亡くなった安倍元首相の在任中は強力な応援団となり、この日のシンポジウムには「安倍晋三先生顕彰祭」という副題が付されていた。かようなイベントに記念講演者として登壇した西田議員は、日本会議国会議員懇談会の一員だ。そして彼の発言を詳報したのが「世界日報」。あのカルト教団・旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関係が深いとされる新聞だ。
世界日報(電子版)によると、西田議員は「日本人にとって一番大切なのは価値観や歴史観」だが、「そのために必要不可欠な家族や教育を破壊し、日本解体を象徴しているのが今の憲法だ」と強調。この流れの中で「ひめゆりの塔の展示は歴史の書き換え」なる暴言が飛び出したのである。
西田議員の妄言は歴史修正主義的な集団への“サービストーク”のつもりでもあったのか。安倍元首相が凶弾に倒れた今なお、自民は社会の大勢から乖離した思想の持ち主たちに支えられている。
◇ ◇ ◇
西田昌司の“爆弾男”ぶりは、関連記事【もっと読む】などでで詳しく報じている。