参院選は自民苦戦必至、江藤拓前農相も落選危機…「コメ買ったことない」妄言に地元宮崎も怒り心頭!

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■支援者からは「横暴でついていけない」の声

 次期衆院選での江藤氏本人の9選も怪しくなってきた。昨年の衆院選では、次点の長友慎治議員(国民民主)に1万3000票差まで迫られ、比例復活を許した。前出とは別の地元政界関係者は「場合によっては江藤の落選もあり得るのではないか」と、こう続ける。

「父親の江藤隆美元衆院議員同様、本人も激しい性格のようです。地元のJA青年部など若者の支援者からは、『すぐカッとなるし横暴でついていけない』など、人間性を疑問視する声をよく聞く。お隣の宮崎3区選出の古川禎久議員(自民)は謙虚な姿勢で、県内でもウケがいいのとは対照的です」

 その江藤氏は21日、報道陣に「前回の選挙は大変厳しい選挙でしたが、8回目の当選を果たさせていただいた。私を応援し信じてくださった方々に対して、おわびを申し上げたい」と話した。本人も危機感を抱いているのか。参院選は2カ月後に迫っている。保守王国の宮崎で自民党が議席を失おうものなら、大惨事だ。

  ◇  ◇  ◇

 支援者からも批判の声が出る、江藤拓氏とはどんな人物なのか。●関連記事【もっと読む】『江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり』で詳報している。

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