参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門
組織票のない杉田水脈氏らはまったく見通したたず
組織内候補と個人票のある候補がズラリと並ぶ比例はさらに厳しい。
国政政党が乱立しているうえ、保守票を新興の参政党に奪われるとみられる今回は、現状、過去最低と同程度の12議席しか取れないのではとみられている。しかも特定枠が2人いるので、残るイスは10。全国郵便局長会や建設業協会、医師会など組織票の多い順に当選が決まるとみられ、3年前の参院選で17万票を獲得した日本看護連盟の組織内候補の石田ですら圏外となりそうなのだ。ましてや、まとまった組織票のない元衆院議員の杉田らはまったく見通しがたたない。
「多くの人々が生活苦にあえいでいるため、カネの問題を忘れません。一度押された烙印は消えない。身から出た錆ですから、引きずらざるを得ないでしょう」(政治評論家・野上忠興氏)
裏金問題はいまだ、いつから始まったのかなど経緯が明らかになっていない。簡単に禊なんてさせちゃいけない。
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