「石破おろし」強烈すぎる“踏み絵”に広がらず 読売調査でも過半数に届かず…焦点は2日の総括委の結果
参院選総括委の結果が“号砲”となる可能性も
随分と情けない話だが、全く違う展開もあり得る。ポイントは、2日の参院選総括委員会だ。参院選の敗因を分析する総括委は報告書をまとめ、同日の両院議員総会に提出する予定だが、報告書の内容次第では大荒れとなる可能性がある。
「執行部としては、報告書に石破首相個人の責任を明記せず、あくまで『党全体の責任』とする意向です。ただ、反対派はそれでは納得しない。中途半端な総括になれば、総会では批判が続出するだろう。反石破派の中には『面と向かってNOを突きつけてやる』と鼻息の荒い議員もいるため、一気に石破おろしが拡大してもおかしくない」(官邸事情通)
都道府県連の「反石破」の動きもジワリと拡大。兵庫県連が31日、緊急幹部会合で、前倒しに賛同する方針を全会一致で決めた。既に埼玉県連も賛成の方針だ。
展開次第では、まだまだどう転ぶか分からない。
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