(2)「耳鳴り」「難聴」「耳が詰まる感覚」があればメニエール病

公開日: 更新日:

 めまいの中で、2番目に多いのが「メニエール病」です。

 私たちが2014年から2018年にかけての外来患者1520例を対象にした統計では、良性発作性頭位めまい症が40.2%、メニエール病が34.3%でした。

 メニエール病は、耳の最も奥にある内耳にリンパ液が過剰にたまる病気です。内耳にはリンパ液を新しく作り出し、古いリンパ液を吸収する働きがあります。ところがなんらかの原因でこの機能にエラーが起こると、リンパ液がたまりすぎて水ぶくれとなり、破裂して回転性の激しいめまいが生じるのです。さらには聴覚に関係する蝸牛にもリンパ液が過剰にたまり、耳鳴りや難聴が生じます。

 水ぶくれの原因として、有力な説としてストレスによる自律神経の働きの乱れが指摘されています。しかし、なぜ同じストレスを受けてもメニエール病を発症する人とそうでない人がいるのかについては、まだ解明されていません。

 メニエール病はめまいのほか、耳鳴り、難聴、耳が詰まる感覚(耳閉感)があります。特徴として、異常は必ず左右どちらかの耳で起こり、症状は2回以上繰り返されます。また、低音の聞こえが悪くなる傾向があります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 2

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  3. 3

    山本由伸の敵は身内ドジャースのヘッポコ捕手陣 自動投球判定システム「セルフチャレンジ」のススメ

  4. 4

    京都小6男児遺棄事件は急転直下! 父親逮捕で残る数々の「謎」…犯行動機は? 隠蔽工作も稚拙

  5. 5

    松本人志の地上波本格復帰を誘発? 消息不明だった板東英二が高須克弥氏のインスタに登場の意味深

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 10

    田中将大 好調のウラに“病気”の克服…昨季との「決定的な違い」を元巨人投手コーチが解説