(2)「耳鳴り」「難聴」「耳が詰まる感覚」があればメニエール病

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 めまいの中で、2番目に多いのが「メニエール病」です。

 私たちが2014年から2018年にかけての外来患者1520例を対象にした統計では、良性発作性頭位めまい症が40.2%、メニエール病が34.3%でした。

 メニエール病は、耳の最も奥にある内耳にリンパ液が過剰にたまる病気です。内耳にはリンパ液を新しく作り出し、古いリンパ液を吸収する働きがあります。ところがなんらかの原因でこの機能にエラーが起こると、リンパ液がたまりすぎて水ぶくれとなり、破裂して回転性の激しいめまいが生じるのです。さらには聴覚に関係する蝸牛にもリンパ液が過剰にたまり、耳鳴りや難聴が生じます。

 水ぶくれの原因として、有力な説としてストレスによる自律神経の働きの乱れが指摘されています。しかし、なぜ同じストレスを受けてもメニエール病を発症する人とそうでない人がいるのかについては、まだ解明されていません。

 メニエール病はめまいのほか、耳鳴り、難聴、耳が詰まる感覚(耳閉感)があります。特徴として、異常は必ず左右どちらかの耳で起こり、症状は2回以上繰り返されます。また、低音の聞こえが悪くなる傾向があります。

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