山上徹也被告が社会にもたらしたもの 安倍元首相銃撃で検察が無期懲役求刑
「決して許される行為ではなく、やり方は間違っていたが、多くの被害者が救われたのも事実です。長年、信仰を持ちながら、『もう辞めます』と被害救済を申し出た信者や、自分なりに考えようとしている人もいる。裁判所が一転して、統一教会の責任を認める判決を出すようになったのも事件をきっかけに世論が変わったから。裁判官もそういった空気を無視できないようになったのではないかと思っています。無期という求刑はあまりにも重いが、死ぬよりはマシです。外部ともやりとりができる。絶望せずにしっかり生きて欲しい。判決に従って、罪を償って欲しい。命を大事にして希望を持って生きてくれることを願うしかありません」(山口広氏)
山上被告はビデオメッセージを送った安倍氏を襲撃することで、「統一教会の活動に社会的注目が集まり、批判が高まると考えた」と動機を説明していたが、思惑通りの展開になった。
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