衆院選で大惨敗「中道、どうですか?」都内在住の公明支持者に聞いてみた

公開日: 更新日:

「やっぱり党の代表がオジサン2人だとちょっとねぇ」

 場所を移して、今度は板橋区内の某所を訪ねた。こちらは駅チカの商店街で活気に満ちている。中道のポスターの他、創価学会機関紙の「聖教新聞」が入った小型のカゴを出入り口にぶら下げる店舗もチラホラ。カゴには「ご自由にお取りください」と記された紙が掲げられている。熱心な支援者が多いようだ。

 中道のポスターを掲示している魚屋の90代女性店主に話を聞いた。彼女は創価学会員ではないが、客との付き合いで公明のポスターを掲示し続けており、選挙では毎回公明候補に投票している。

「立憲の人が減ってしまったのは残念。ただ、野田佳彦さんは選挙後半こそ柔らかい表情になってきたけど、最初はしかめっ面で怖かったですね。斉藤鉄夫さんは本当にいい人って感じ。でも、やっぱり党の代表がオジサン2人だとちょっとねぇ。今回は自民が勝ちすぎて、高市さんのやりたい放題になってしまうんじゃないかと心配です。(中道新代表の)小川淳也さんは若々しくて期待できる。頑張ってほしいですね」

 山積みされた聖教新聞を手に取り「これも付き合いで取ってるのよ。半分くらいしか読まないんだけどね」とほほ笑む表情からは「平和の党」への愛着が垣間見えた。

 最後は調布市だ。市内で1人暮らしをする26歳フリーターの男性学会員に話を聞いた。これまで、何も考えずに公明に票を投じてきたという。

「普段からそれほど政治に関心がなく、自公連立解消や新党結成を知ったのはSNSを通じてでした。正直、何が起きているのか分からず、戸惑ったまま投開票日を迎え、最後は消去法で中道に入れました。今までとは違う形になったことをどう評価していいか分からず、ある意味、自分が政治に関心を持てていなかったことに気付かされました。もっと勉強しないと、と感じました」

 期待感ゼロではなさそうだ。中道は彼らの意思をどう受け止めるのか。 

(小幡元太/日刊ゲンダイ)

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