ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

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 なぜなら中国は原油輸入の約4~5割を中東に依存しているものの、イランとは強固なパートナー関係を築き、現在もホルムズ海峡経由での輸入は続いているとされる。しかもロシアやカザフスタン、ミャンマーなど中東以外の国からの原油供給網を拡大。これらの国々とはパイプラインでつながっており、地政学リスクの高い海上輸送ではなく、陸上輸送のルートが多いのも強みだ。

 さらに昨年から今年にかけて、新たに11もの石油貯蔵施設を建設する計画を立て、完成すれば計1億6900バレルの貯蔵容量が追加される。

「豊富な石油備蓄量を背景に、中国が逼迫するアジア諸国に支援の手を差しのべれば、ますます影響力は高まっていきます。しかもイランはホルムズ海峡を通る船に求める通行料の徴収を中国元で決済しているとも報じられています。米ドル基軸の国際通貨体制の秩序すら揺るがしかねない事態です。日本外交も米国一辺倒でいいのか。今回のイラン攻撃を機に再考すべき時期に差しかかっています」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 日本が「アジアの盟主」を自称できた時代は、とうに過ぎ去っている。

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