案の定ナフサは不足…それでも楽観論ふりまく赤沢経産相がついに「報道介入」の異常事態

公開日: 更新日:

■メディアに「嘘報道」を強要したのも同然

 さすがに、赤沢大臣の発言には批判の声が上がっている。ナフサの供給は「6月に詰む」と、TBS系の番組「報道特集」で語ったエネルギー問題の専門家、境野春彦氏は、X(旧ツイッター)にこう投稿している。

《つまり、報道に嘘をつけと、現場と乖離している数値を大きく報道して、国民を安心させるのがお前らメディアの仕事だろうと。……現内閣の在り方を象徴していますね》

《もうやめて欲しいですね、「目詰まり」という、ありもしない流通の責任にするのは》

 実際、赤沢大臣の発言は、メディアに「嘘報道」を強要したのも同然だ。

 これまでも高市政権は、ナフサ不足を訴える企業やメディアに公然と圧力をかけてきた。パッケージを白黒にしたカルビーを「売名行為」と非難したのだから異様だ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「このSNS時代に、報道を規制すれば世論を誘導できると考えているなら、時代錯誤もいいところです。いくら政府が『必要量は足りている』と喧伝しても、国民が信じないのは当然です。昨年のコメ不足の時も『中間業者が……』と流通に責任転嫁していたが、結局、コメの絶対量が足りなかった。『必要量は足りている』と言い張るだけで、詳細に丁寧に説明しないから、ますます国民の疑心暗鬼が強まっているのが実態です」

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「丸亀製麺」のトリドールが過去最高益から一転、減益に見舞われた背景

  2. 2

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  3. 3

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  4. 4

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 5

    福井県に「大雨特別警報」が出る中での24時間テレビに意義はあったか? 識者は「災害時には災害情報を」と指摘

  1. 6

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  2. 7

    サンドウィッチマン伊達で“黄色信号”再点灯…芸能界から「ぽっちゃりキャラ」が消える日

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  5. 10

    つんく♂の妻を演じる北川景子は寄付金着服問題がくすぶる「24時間テレビ」を救えるか?