地位に恋々から一転 「福岡県議会のドン」蔵内勇夫議長が電撃辞職…お家事情と当局の動き

公開日: 更新日:

■当局は〈中途半端には終わらせない〉と本腰か

 福岡を拠点とする国際ジャーナリストの太刀川正樹氏はこう言う。

「来春の統一地方選を控える自民党議員は再選に不安を抱え、中でも一部の若手は蔵内氏に対する造反の動きを見せていた。蔵内氏は例の金銭授受を否定していますが、県警は〈中途半端には終わらせない〉と本腰を入れているとも聞く。政治資金規正法違反や脱税容疑のほか、公職選挙法違反の疑いも浮上しています」

 1987年に初当選した蔵内氏は当選10回を数えるが、そのうち7回は無投票再選。20年ぶりの選挙戦となった3年前の得票は9889票で、副市長を辞職して臨んだ新顔に約1600票差まで迫られた。議会への影響力に反比例し、お膝元は盤石とは言い難い。本人いわく「日本で一番悪い男と言われている」状況となり、家庭の事情もややこしくなったようだ。

「婿入りした蔵内氏は夫人の叔父にあたる国会議員のもとで雑巾がけをし県議会でのし上がった。騒動以来、夫人は人目を気にして1000平方メートルの豪邸から一歩も出られず、ひきこもりを強いられている。これ以上ヘタをこけば長男への世襲計画もオジャンになりかねない。40代の長男は林芳正総務相の秘書を経て2016年の衆院補選(福岡6区)に立ち、保守分裂の弔い合戦で鳩山二郎氏に大惨敗。蔵内の名前で票集めが厳しい上、疑惑が尾を引けば地盤継承は厳しい」(議会関係者)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  2. 2

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  3. 3

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  4. 4

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  5. 5

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  1. 6

    公認内定取り消しで妻も自殺…高橋茉莉さん実父告発「玉木雄一郎の4つのウソ」──国民民主党代表選スタート

  2. 7

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹

  3. 8

    恐怖人事第2幕か…高市首相vs財務省「守護神・片山さつき」めぐってバチバチ

  4. 9

    「終戦の日」も本性ダダ漏れ…高市首相「反省なんかしない」から31年 筋金入りの開き直り史

  5. 10

    9.13沖縄県知事選「大東亜戦争」がハレーション…“与ゆ党相乗り”新顔 拭えない右派色、逃げる女性支持

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒