明治20年創業の老舗寿司店が廃業へ…5代目婿養子「10年前のわいせつ行為」での再逮捕がトドメ

公開日: 更新日:

■ミシュラン星獲得の有名寿司職人も輩出

「当初、若女将は店の継続を宣言していました。しかし、山縣容疑者は、10年前の平成26年6月27日の深夜にも30代女性に声をかけ、未遂に終わりましたがわいせつ行為をしていたことがDNA鑑定で判明し、再逮捕されている。そのため、店には誹謗中傷があったりと、このまま店を継続できないと判断したようです」(女性週刊誌記者) 

 都寿司は、今や日本で最も予約が取りづらい店の一つとして知られ、ミシュランの星を獲得している有名寿司店「日本橋蛎殻町すぎた」の主人など、腕利きの職人を輩出している。

「先代のもとで修業した有名な寿司職人が独立していますが、都寿司自体は若い職人がテキパキと仕事をする昔ながらのきちんとした老舗で、年配だけでなく若い常連客も少なくありません。いわゆる高級店ではなく、ランチは煮もの丼が有名でリーズナブルです。中学生の息子さんが跡継ぎとして期待されていただけに、老舗を廃業に追い込んでしまい、とんだ婿をとってしまったという感じでしょう」(前出の商店主)

 老舗寿司店を突然襲った悲劇。140年近い店の歴史に終止符を打ってしまった店主の罪は重い。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」