活躍するほど“反動”が怖い Rソックス上原、田沢にのしかかる重圧

公開日: 更新日:

 岡島は08年以降、故障もあってセットアッパーから降格。主にワンポイントとして起用されたが、打たれて降板する際に本拠地ファンからブーイングを浴びせられるのは当たり前。地元メディアの報道には、「もはやオカジマの居場所はない。日本に帰って働き場を求めた方がいいのではないか」といった厳しい論調が目立った。

 球場でヤジられるなら選手として仕方のないことと割り切れる。しかし、休日に家族を連れて街を歩いている時ですら、熱狂的なファンから容赦のない罵声が飛んだこともあったという。実力を見限られた選手はフロントからも冷たくあしらわれる。GMら幹部クラスと球場で顔を合わせても、あいさつすらされない選手もいたそうだ。

 来季の上原、田沢が今季と同等に働けば問題はないものの、期待を裏切ればファンの反感を買う可能性はある。上原は今季を除けばシーズンを通じて働いたのは11年だけ。田沢は今年が実質1年目のようなものだ。ボストンのファンを納得させるには、念入りなオーバーホールが必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償