日本野球機構も困惑…楽天マー君「メジャー移籍」に選手会が“横ヤリ”の波紋

公開日: 更新日:

「選手会は、不平等条約が締結されるくらいならば、協定が失効したままの方がいい、とまで言っている。ルールがない以上、楽天がメジャー30球団を相手に自由に田中のトレードを交渉できるという論法ですが、そういう無秩序状態をMLBも認めるわけにはいかないでしょう。MLBはすでに、仮にそうなった場合は獲得球団に対して法的措置を含めたペナルティーを検討している。良し悪しは別にして、選手会の主張は通らない。折れざるを得ないでしょうね」(在京球団関係者)

 強硬姿勢を取り続け、田中の今オフのメジャー挑戦を消滅させていいのか。選手会内部でも意見が割れているようだ。田中のメジャー入りの希望は周知の事実。今季の圧倒的な成績は、その思いが支えになったと言っていい。ましてや、現在の選手会会長は田中の女房役で苦楽をともにした同期入団の嶋である。誰よりも田中の思いを知っているはずの嶋が、この土壇場にきてその夢をぶち壊すような真似ができるわけがあるまい、という見方が強い。

「選手会は11日にNPBと労使間事務折衝を行って、来月5日に選手会総会を開く。そこで、合意することになるはず。田中のことを考えれば、嶋はもちろん、選手もこれ以上の混乱は良しとしないでしょう」(同)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情