ベテラン上村愛子 命懸けの大技挑戦に「心配」の声

公開日: 更新日:

 ベテランモーグラーが選手生命を懸けて最後の五輪に挑む。

 ソチ五輪フリースタイルスキー女子モーグルで5大会連続の五輪出場を目指す上村愛子(33)が11日、合宿地のスイスから帰国。現地では1カ月以上にもわたって滑り込んだそうで、「コースが良かったので、たっぷりと練習できた。ターンの感覚がつかめた」と手応えを口にした。

 今季から取り組んでいるエアの大技であるコークスクリュー720(斜め2回転)については「まだ、納得いくデキではない」としながらも「五輪までに満足のいくレベルに持っていきたい」と話した。

 コークスクリュー720は、体を斜めに傾けた状態で横に720度回転する技だ。エアの中でも難度が高く、成功すれば高得点が得られる半面、失敗すれば大幅に減点されるハイリスク、ハイリターンの技だ。

 2006年トリノ五輪で成功させて5位入賞したが、当時は26歳。今年の12月で34回目の誕生日を迎えるベテランの大技挑戦には「無謀じゃないか」「心配だ」との声も少なくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン