ブラジルW杯観戦 初戦レシフェにはバスで丸2日間の“地獄”

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 サンパウロからレシフェまでの移動距離は約2670キロ。
 サンパウロを15時に出発して、レシフェ到着は翌々日の9時20分。実に42時間20分もバスに揺られ続けることになる。運賃は片道440レアル (約1万9500円)。

■冷房ガンガン、乗客すし詰め地獄

 バスを利用する際、1つ目の関門がチケット入手だ。サンパウロには近距離行きの「バハ・フンダ」と遠距離中心の「チエテ」という2つのバスターミナルがあって、ずらりとバス会社のカウンターが並ぶ。その中から行き先を探して、チケットを購入するのがまず大変だ。

 バス会社によってバスの状態、運賃も違ってくる。そして乗車前にチケットにID、名前を書いて、大きな荷物は預けて控えをもらう。
 乗車してからも自分の荷物がちゃんとバスに載ったかどうか目を離してはならないとアドバイスする人もいるが、私の経験では余程目立つ荷物でなければ、紛失することはない。

 それより途中休憩ではぐれないことだ。バスは数時間おきにサービスエリアに止まる。同じようなバスがたくさん並んでいるので、自分が乗ってきたバスを見つけ出すのが一苦労。そして置いてきぼりをくらわないこと。

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