W杯期間中は運賃10倍! ブラジルの劣悪すぎる航空事情

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 ブラジルW杯まであと半年となり、日本からさまざまな相談が持ち込まれている。
「日本代表のチケットを入手した場合、試合会場のレシフェ、ナタル、クイアバまで安く、安全に回る手段を教えて欲しい」

「弾丸ツアーで日本代表の試合をできるだけ効率的に回るにはどうしたらいいか?」
 正直、かなり厳しい答えとなる。

 ブラジルの国土は約851万平方キロ。日本のおおよそ22.5倍にもなる。日本から来る場合、窓口となることが多いサンパウロからレシフェまでの直線距離は約2100キロ。東京―沖縄間(約1600キロ)よりも遠い。

 長らくブラジルの主たる移動手段は陸路、バスだった。しかし格安航空会社が普及したこともあり、数年前に陸路と空路が逆転し、今では飛行機での移動が一般的になっている。
 その飛行機の運賃が問題になっている。
 サンパウロとリオデジャネイロの往復運賃がW杯期間中には通常の10倍、2390レアル (約10万円)に跳ね上がるという報道があった。サンパウロとリオは約500キロ、東京―大阪間とほぼ同じ距離である。

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