元代表・松井大輔 「勝ちと負けは天国と地獄。結果残して」

公開日: 更新日:

「それがリラックスというか、何も考えないでプレーすることが出来ました。岡田監督が《何も考えずにプレーするヤツが良かった》と言ってましたが、それは(大久保)嘉人、ボク、あと闘莉王のことだったみたい(笑い)」

――試合終了後、全精力を使い果たしたような表情が印象的でした。

「試合後にホテルに戻ると放心状態でした。次の日は体が重く、翌々日には動けなくなった。すべてのパワーを使い果たしてしまい、心身ともに抜け殻状態でした。2戦目のオランダ戦でプレーすることは、絶対に無理だと思いました」

――そもそも本大会前のケガが長引き、間に合わないともっぱらでした。

「南ア入りする前のスイス合宿の2週間で体を作り、直前の1週間でコンディションを上げることが出来ました。それにしても(スイスでの)高地トレーニングはキツかった。最初はすぐにハァハァ言ってた。それが日に日に体が軽くなり、バンバン走れるようになったのです。岡田監督は《体調が万全で走れるメンバー》として(遠藤)ヤットさん、嘉人、ボクたちを選んだと思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ