DeNA三浦大輔兼任コーチ 「ベテランの技」ようやく解禁

公開日: 更新日:

「年齢への質問? よく聞かれるけど嫌じゃないよ。当然、1年に1つは年を取るわけだからね」

 チーム最年長のベテラン三浦大輔(40)が笑いながら話す。今キャンプでは初日から8日連続ブルペン入り。16日にはチーム最多となる301球を投げた。

「心掛けていることといっても、バランスよく食べて、練習して、しっかり寝る。これだけといったらこれだけなんだけどね。肉はササミだけにして野菜中心に食べるとか、そこまでストイックなことをしているわけじゃない(笑い)。もちろん、若い時からこうではないよ。体も年々変化しているから、調整や練習は毎年ちょこちょこ変えている。疲れが抜けにくくなっているから、ウオームアップとアフターケアにかける時間は増えたから。いい状態で練習や試合に入れるように、やれることをやってるだけだよ」

 10年以上行っているキャンプ恒例の早朝散歩も、健康管理の一環だ。

 逆に年齢を重ねたからこそ、気付けたこともある。

「まだまだ勉強中だけど、体の使い方は昔に比べて無駄がなくなっていると思う。フォームにしてもそう。無理に力まず、無駄をなくすようにしている」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり