DeNA三浦大輔兼任コーチ 「ベテランの技」ようやく解禁

公開日: 更新日:

■若手も堂々とアドバイスを求められる

 今季からは投手コーチを兼任。若手にとっては「生きた教科書」ともいえるベテランなだけに、練習後に指導を仰ぐ選手も多い。

 8年目の高崎健太郎が「タイミングの取り方や上半身と下半身のバランスの取り方などを教わっています」と言えば、5年目の国吉佑樹はこう話す。

「去年までもいろいろと聞きたいことはあったんですけど、当時はコーチじゃなかったですからね。投手コーチがいる手前、堂々と教えてもらいにくかった。三浦さんもコーチに気を使って、僕らにアドバイスをしにくかったんじゃないかと思う。でも、今年からは三浦さんの立場が変わりましたからね。何でも聞けるようになりました」

 後輩に慕われているベテランだが、アラフォーなりの悩みもある。

「ジェネレーションギャップは、そりゃ感じるよ。音楽とかドラマとか漫画の話は、もう僕にはわからない(笑い)。まあ、僕が聴く音楽は変わらず永ちゃん(矢沢永吉)だけど。若い選手は永ちゃんを聴かないか?いや、そんなことはないけど……。漫画は選手間で『ワンピース』がはやってる? 僕も娘がいるからまったく知らないことはないけど、ねえ?」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり