先輩も感心 松井裕は「コミュニケーション能力」も新人離れ

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 3月1日卒業式のため、一時チームを離れた楽天松井裕樹(18=桐光学園)。23日の巨人とのオープン戦では2回を無安打に抑え、開幕ローテ入りに期待がかかる。

 今後のオープン戦や練習試合の起用も、佐藤投手コーチはセ球団限定にするとほのめかしている。これも開幕ローテを念頭に置いているからこそだ。

 松井は巨人戦の前までは、どちらかといえば話題先行だった。連日マスコミが押しかけ、他の選手そっちのけで取材攻勢。過去にはこれで勘違いし、先輩選手に嫌われるルーキーもいた。

 例えば、日本ハムの中田は1年目、奔放すぎる言動が先輩選手の眉をひそめさせた。

 西武の菊池も「インテリぶってる」と距離を置かれていた。球団が話題性のあるルーキーを守ろうと必死になって他の選手から「えこひいき」と思われ、嫉妬されるケースもある。

■「甘え上手」で「切り替え上手」

 では松井はどうかというと、その心配はなさそうだ。キャンプで同部屋だった則本は「そこまで専門的なことじゃないけど、いろいろ聞いてくる」と、関係は良好。他の投手陣とも和気あいあいやっている。取材ではシャイな一面をのぞかせ、くだらない質問には冷ややかに対応するが、気を許した相手の懐には躊躇(ちゅうちょ)なく飛び込む。

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