戦力、成績、営業力とも充実の広島 阪神とは“雲泥の差”

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広島は若くてイキがいい選手が多いなぁ」

 甲子園阪神ファンからため息が漏れた。

 12日、広島ドラ1新人の大瀬良大地(22=九共大)が先発。阪神が昨年ドラフトでクジを外した大型右腕は最速148キロをマーク。マートンから2三振を奪うなど5回3失点。変化球に課題を残すも、大器の片鱗(へんりん)を見せた。

■4新人が開幕入り手中

 広島はこの大瀬良を含めて、4人の新人選手が開幕一軍入りをほぼ手中に収めている。2位の九里(22=亜大・投手)、3位の田中(24=JR東日本・内野手)、4位の西原(25=ニチダイ・投手)がそれぞれオープン戦で好調。4新人が開幕一軍となれば、83年の白武佳久(投手)ら以来、31年ぶりだ。

 前年3位で16年ぶりにAクラス入りを果たし、CS第1ステージで阪神を撃破した。若い選手が多いチームに今季は有望新人が加わり、さらにフレッシュな顔ぶれになった。これが相乗効果となり、シーズンシート、公式戦チケットの売れ行きは好調という。

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