周囲も困惑…マエケン「スプリット」多投は“生命線”に悪影響

公開日: 更新日:

「マエケンがメジャー移籍に向けてスプリットをマスターしたい気持ちはみな理解している。でも、その前に今季のウチ(広島)はリーグ優勝という目標がある。彼が活躍しない限り、その夢は実現しないわけですから」(関係者)

 さらに気になるのが、生命線ともいうべきスライダーへの影響だ。

 マエケンのスライダーは、例えば左打者なら外角のボールゾーンからストライクゾーンに鋭く切れ込んでくる。ところが、これまで対戦した打者によれば「昨年までの曲がり方ではない」と口を揃える。

「人さし指と中指でボールを挟むスプリットの多投による弊害なのか、とにかく、今のままではスライダーだっておかしくなる。『もうスプリットはあきらめてよ』というのがナインの本音なんです。誰もそれを言いだせないのですが……」と、前出の関係者は顔を曇らせている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束