やっと一軍デビューも…阪神の“ゴメス問題”はいまだ未解決

公開日: 更新日:

「まだわからんけどな……」

 阪神の新助っ人マウロ・ゴメス(29=ナショナルズ3A)の打撃を見て、ヤクルト関係者がこう言った。

 右ひざ裏痛で調整が遅れていたゴメスは、18日のヤクルトとの練習試合で一軍デビュー。打撃練習では前日同様、鋭い打球をポンポンとスタンドに放り込み、右方向へも長打を連発。ところが、「4番・一塁」で先発出場すると、三塁と遊撃への内野安打に遊ゴロ。3打席でヒット2本も「らしさ」は見えなかった。

■好調の新井はベンチか?

 前出の関係者が言う。

「昨年はマイナーとはいえ29本(塁打)だろ。確かにパワーはある。練習での、あの打球を見たら調整遅れでも4番で使いたくなるよね。フォームに癖はないし、引っ張り専門でもない。実戦が少ないからタイミング取りに苦労しているようだけど、変化球に対応できればかなり打つかもしれんね。それにしても、大きなお世話といわれそうだが、新井貴のことが気になるね。ゴメスが結果を残さないまま『4番・一塁』で開幕スタメンに入れば、オープン戦好調の新井はおそらくベンチ。腐るだろうね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?