大谷と中田が「新ON」とはキャッチコピーまで安値コピペ

公開日: 更新日:

「大谷と中田か。おお、頭文字がONじゃんか! いつまでも王・長嶋の時代じゃなし、王・長嶋亡きあと(ってまだ生きとるわい!)に時代をつくるのは大谷と中田だ。おっしゃ~新ON砲、これで行こう!」

 ってそういうおまえがいちばん王・長嶋を引きずっているじゃねえかい安直コピペ野郎。

 おまえなんぞ知るまいがな。ON砲全盛時代を満喫したプロ野球ファンにしてみれば、長嶋が引退して、チームは7回首位打者に輝く日本ハムの張本を後釜に据えてOH砲と売り出そうとしたが、最盛期を過ぎた王も張本もジリ貧で、OHというよりは「エッチラオッチラ砲」と言われたもんだ。

 その後、赤ヘルでぶいぶい言わせた山本浩二と衣笠祥雄はKY砲と呼ばれたが、「カープだけよがってる砲」だと言われたもんだ。どうしても二番煎じの感は否めない。
 プロ野球ファンの中枢は(いまだに)わたくしたちオヤジ世代が担っているのだからON懐古も致し方ないが、ONの後にONなし。小沢一郎じゃあるまいし、新生党に新進党に民主党に生活の党にと跡目を継いだ気でいても「またかよ」と思われるのが関の山。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも