日ハム大谷 中途半端な二刀流は「背中の張り」が原因だった

公開日: 更新日:

 先発ローテに入れて中6日で回し、余裕があれば登板の間に代打で起用する――。

 日本ハムの首脳陣は2年目の大谷翔平(19)の起用法に関して、「今年は投手に軸足を置く」方針で一致していたはずだった。

 ところが、開幕から20日近く経っても、ローテに入る様子がない。武田勝と斎藤佑樹がファームに落ちて、先発は余るどころか足りないほど。それでも中6日で使わない理由は、大谷のバットにあるといわれてきた。

 この日のオリックス戦は3打数1安打。2三振を食らったものの、打率3割8分7厘はチームナンバーワン。練習なんかしなくても打てば結果を出す野手・大谷に、栗山監督がゾッコン。3番に置きたいばかりに、投手としての出番が激減しているともっぱらだった。

■「投げようと思えば投げられる」

 しかし、ここにきて真相が明らかになった。日ハムOBや地元マスコミ関係者たちの話を総合すると、「大谷は中6日のローテに入れたくても入れられない」という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ