早大が新プロジェクト導入 球界から“野球バカ”が消える日

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 後で白紙でも提出しないと受験したことにならないと言われ、慌てて答案用紙を拾い直して提出したそうだ。それでもちゃんと合格した。

 大学からプロ野球メジャーリーグまで行ったCは4年間の在学中、まともに講義に出たのは1回だけ。そのとき「ヘェー、大学の講義ってこういうもんなんだ」と感心したというが、立派に卒業している。

 野球部でバリバリ活躍するような選手は大学時代、ほとんどが勉強は二の次、三の次。巨人の原監督が現役当時、遠征の移動のバスの中でフロント幹部が本を読んでいるのを目撃。こんな話をしたそうだ。
「〇〇さん、いつも本を読んでますね」
「いろいろと勉強をしておかないとな」
「そうですか。僕なんか2、3ページ読んだら眠たくなっちゃいますよ」

 今でこそ読書家で知られる原監督とはいえ、これは現役時代の原に限ったことではない。他のことは放り出しても、野球に打ち込んだ連中が大学を優勝させ、プロでも活躍するような力を付けたのである。

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