悲願成就で再燃 最下位低迷する「西武ライオンズ」身売り話

公開日: 更新日:

 ハゲタカファンドだけじゃない。
 23日、東証1部に株式を上場した西武ホールディングス(HD)。2004年12月に西武鉄道が有価証券報告書の虚偽記載で上場廃止になって以来の悲願成就だ。

 めでたい親会社の足を引っ張りかねないのが、最下位に低迷するライオンズである。球団は12、13年と2期連続で黒字になった。それは親会社が広告宣伝費を出したから。西武ドームには西武グループの看板が複数あるが、「あれは宣伝目的というより事実上の赤字補填」(球団OB)ともっぱらだ。

 西武HDの筆頭株主(35.45%)は、いまだに米投資会社のサーベラス。今回は売り出し価格(1株1600円)が想定価格(2300円)を大幅に下回ったため持ち株の放出を見合わせた。株を高値で売りたい彼らにとって金食い虫の球団は“お荷物”。昨年サーベラスが敵対的TOB(株式公開買い付け)を実施したのは、「球団売却」も理由のひとつといわれた。

 ライオンズの後藤オーナーはことあるごとに、「球団は西武グループのシンボル。強くするための努力を続ける」とはいうものの、オフにはこれといった大型補強をするでもなく、新しい指揮官に呼んだのはフレッシュ感がない伊原監督(65)。一発の魅力がある主砲の中村もケガで戦線離脱中。案の定、開幕ダッシュに失敗し、もっか5カード連続の負け越し。昨夜は楽天にサヨナラ負け。借金9で首位ソフトバンクに8ゲーム差の最下位だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に