悲願成就で再燃 最下位低迷する「西武ライオンズ」身売り話

公開日: 更新日:

投資家はシビア

 現状にファンも見切りをつけたのか、ホーム12試合の平均観客数も昨季より4000人以上少ない約1万8000人。このままファン離れが続けば、チケットやグッズ収入も激減する。

 投資家からすれば、球団保有が経営の足を引っ張るのであれば、西武HDに売却を迫るのは当然のこと。お荷物を手放し、効率のよい事業に投資すべきという声は必ず出てくる。

 とはいえ、04年の球界再編の時、コクド(元親会社)がライブドアに西武ドームを含めて200億円で売却の打診をしたが、堀江社長(当時)に「100億でも高い。50億でもどうか。いや、タダといわれても…」と断られたぐらいだ。

 球場へのアクセスが西武鉄道だけという球団では魅力なし。西武の身売りは、所沢からの本拠地移転を意味することになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性