敵地でブーイングの中…マー君 2者連続被弾も3勝目

公開日: 更新日:

 ルーキー右腕が敵地のファンをも魅了した。
 ヤンキース・田中将大(25)が22日(日本時間23日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に登板。同地区の宿敵相手に7回を7安打2失点、7三振、無四球で今季3勝目(0敗)をマークした。

 相手の本拠地「フェンウェイパーク」での今季初マウンドに立った田中。昨オフ、レッドソックスからFA移籍したエルズベリー外野手とともにボストンのファンからブーイングを浴びるなど、メジャー4戦目で初めて経験する異様なムードにも動じない。

■昨季「世界一」相手に7回1/3 7安打2失点7三振

 一回1死から2番ペドロイアに左翼線に二塁打。いきなり招いたピンチにも、昨季のワールドシリーズMVPのオルティスを152キロの直球で追い込み、最後はスプリットでバットに空を切らせる。2者連続三振で切り抜けた。

 しかし、三回途中から降り出した小雨で手元が狂ったのか、一転して制球が甘くなった。4点リードの四回、最初の対決で三振に仕留めたオルティスに真ん中低めの直球を右中間スタンドに叩き込まれる特大のソロ。レッドソックスファンの大歓声に動揺したわけでもないだろうが、続くナポリにも直球を捉えられて左翼席に運ばれた。メジャー初の連続被弾に田中はマウンド上で思わず、しかめっ面を見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"